2022年07月12日暑中コンクリート|建築工事②
【施工計画】
施工者は、暑中環境における以下の事項に配慮して
品質管理計画および施工計画を立案し、工事監理者の承認を受ける。
(1)コンクリートの品質の悪化
(2)作業員の体力の消耗と作業能率の低下
暑中コンクリートの打設には、
常に上記の2つの問題点がつきまといます😕
コンクリートの品質悪化を防ぐ対策としては
工事監理者の承認の下、コンクリートの全段階において、
高温の影響が最小となるように十分な検討を行って
施工計画書を作成することが挙げられます。
そして、適切な計画の下、施工が行われた場合には
構造体コンクリートの品質は、作業者の能力と
連携によって大きく左右されます👬🏻
日本の夏のような、高温多湿の環境下では、
体力を消耗して疲労しやすく、
品質低下を招くおそれがあるだけでなく、
熱中症による死亡災害につながる危険性もあります🤒
そのため、品質を追求するばかりでなく、
作業環境、作業員の健康管理および安全を考慮した
打込み体制を定めることが重要です!
この対策として、適切な休息を各人が
交代で取れるような休息方法を設定するほか、
気温が高くなる時間帯を避けて、早朝または夕方以降への
打込み時期の変更などの対策も有効だと示されています。
弊社でも、打設予定日より前に余裕をもって
ご相談いただければ、早朝からの出荷のご要望にも
誠意対応させていただいております🌅🐓
ぜひ、お役立ていただければ幸いです!