2022年01月17日あれから27年、
徳島・香川の方には印象深い
阪神淡路大震災から、今日で27年が経ちました…
消波ブロックや防波堤、
高強度の構造物など
防災インフラ整備には
コンクリートが欠かせません。
臨海部や川沿いでは
消波ブロック、防波堤など
目に見えやすいところで
コンクリートが活用されていますが、
山間部でも砂防ダムや擁壁など
地すべりや土砂崩れを防ぐために
コンクリートが活躍しています。
しかし、自然の脅威を前に
人工の構造物は時に無力になります。
まだ記憶に新しい東日本大震災でも、
想定を超える津波や地震によって
多くのコンクリート構造物が、
がれきと化してしまいました。
現在では復興のために、
がれきを焼却したセメントの生産、
コンクリートがれきを利用した
海水練りコンクリートなど
有効利用の技術が開発されています。
一度は砕けてしまったがれきが、
再び街を守る存在に、生活を支える存在に
戻っていく。
またかつてと同じ毎日を取り戻すために
コンクリートだからこそできる技術が
たくさん生み出されていきます。
徳島県近海でも今後数年以内に
南海トラフ大震災の
発生が予想されています。
明日来ないとも限らない災害を前に
生コンクリート製造会社として
防災・減災のためにできることは、
{@b}「命や生活を守る産業であるという
矜持を持って向き合うこと」{@/b}
だと考えています。